飛騨市文化交流センター

全国各地で大雪となった昨日2/8、
ランチタイムコンサートvol.9　ダヴィッド・フィッシャーチェロコンサートを開催いたしました。
足元の悪い中お越しくださいました皆さま、どうもありがとうございました。


今回のプログラムは、
セレナード／夢のあとに／シシリエンヌ／蝶々／ロマンス（ガブリエル・フォーレ）
夜想曲とスケルツォ／ふたつのロマンス…そぞろな悩める心、鐘（クロード・アシル・ドビュッシー）
組曲「物語」…金のカメを連れた女、小さな白いろば（ジャック・イベール）　※ピアノソロ
小品（エルネスト・ショーソン）
ハバネラ形式の小品（モーリス・ラヴェル）
あなたの声に心は開く（サン=サーンス）でした。



ランチタイムコンサートは小ホールで開催。

弓が弦に触れ、音を出す瞬間も見られる距離です。


今回の曲目は全て２～３分程の小品。
中でもG.フォーレのシシリエンヌ（シチリアーノ、シチリアーナ、シチリア舞曲ともよばれます）は
テレビCMなどで使われておりましたので、ご存知の方も多かったのではないでしょうか。

曲中のピチカート(弦を指で弾く奏法)の部分が印象的な名曲です。


そしてアンケートでも好評だったダヴィッドさんのトーク。

チェロについて、そして曲や作曲者について、日本語でゆっくり丁寧に解説してくださいました。



最後の曲、「あなたの声に心は開く」は、サン＝サーンス作曲のオペラ“サムソンとデリラ”のアリア。

深みのあるチェロの音色がとてもすてきでした。
ブラボーいただきました。ありがとうございます。

フランス歌曲を集めたプログラム、いかがでしたでしょうか。
チェロとピアノの美しい響きを間近で感じていただけたと思います。



終演後、１４時台の列車で関西へ帰る予定のおふたりでしたが、大雪の為運転見合わせ・大幅な遅延…
なんとかその日のうちにはお家に着いたそうです。本当にお疲れさまでした。



スタッフYS