ランチタイムコンサートvol.16 公演終了しました

新春のランチタイムコンサートは、ソプラノ歌手大橋ジュンさんによる歌のコンサートでした。
お越しいただきました皆さま、どうもありがとうございました!
ランチタイムコンサートvol.16 公演終了しました




当日のプログラムは、

 中田章:早春賦
 中田喜直:霧と話した
 武満徹:翼
    昨日のしみ
    雪
    ○と△の歌
    小さな空
 ショパン:ノクターン (遺作)
 ドビュッシー:星の夜
 サティ:あなたがほしい
 プーランク:愛の小径
 フォーレ:夢のあと
 J.シュトラウス:春の声

でした。


木のぬくもり溢れる小ホール、大橋さんの歌声が柔らかく響きます。
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今回のプログラムの難しいところ、それは一曲終わるごとに大きな『切り替え』をしなければならなかったところだそうです。

「早春賦」でお正月らしさを出したあとすぐに、「霧と話した」ではホールを森に変えるかのような雰囲気をつくりだします。
トークをはさんで武満徹歌曲、歌詞をゆっくり味わう「翼」、シンプルで底抜けに明るい、でもどこか深みを感じさせる「○と△の歌」。
ドビュッシーのしっとりした夜の世界から帰ってくると、サティの愛の名曲がテンポよく始まる…
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大橋さん、谷口さんによると、「曲間の数秒で集中して空気を変えます」とのこと。
さすがプロです。

大阪在住のおふたりは以前からよく一緒に演奏をされるそうで、息もぴったり。
歌と伴奏が同時に始まるときも、アイコンタクトも何か合図をすることもなく、自然に・流れるように曲が始まります。
聴いていてとても心地良いスタートで、曲に入り込みやすかったように感じました。


トークも時々関西弁がまじり、お客さまからは「あたたかみがあって楽しかった~!」という声をいただきました。
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外国語の曲は、始まる前に大橋さんの解説がありました。
恋の歌・愛の歌も様々で、別れた恋人を思って悲しむ歌詞もあれば、愛しているから私の全てはあなたのもの!と積極的な歌詞もあり…
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歌のイメージを掴んで聴くと、また違った楽しみ方ができます。


谷口敦子さんによるピアノソロは、ショパンのノクターン(遺作)。
とても美しい曲です。
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プログラムには武満徹歌曲が5つ。
「実は私(大橋さん)は日本語の歌を歌うのがあまり好きではなくて…でも武満先生の曲は好きでしたので、飛騨のランチタイムコンサートで歌おう!と思っていたのです。後になって飛騨古川と武満先生の繋がりを知って、運命を感じました」と大橋さん。
紹介でつながるランチタイムコンサート、今回も素敵なご縁をいただきました。



お客さまからいただいたご感想をいくつか紹介させていただきます。

「シャンソン『聞かせてよ愛の言葉を』大好きな曲で、生の声、フランス語で聴けて大満足です」(60代女性)

「新春に素敵なソプラノを聴き、目覚めました!」(60代男性)

「とてもきれいな声ですばらしかったです。ショパンのノクターンも良かったです」(50代女性)





大橋さん、谷口さん、どうもありがとうございました!
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Posted by 飛騨市文化交流センター at │ 11:21ランチタイムコンサート